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シンガポール政府大激怒、テロ的描写が波紋を呼んでいる? 『名探偵コナン 紺青の拳』


劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』予告映像【2019年4月12日(金)公開】

 

こんにちは!

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今劇場で公開されている『名探偵コナン 紺青の拳』。絶賛ヒット中なのですが、

その中の過激な描写がある波紋を呼んでいるという噂があります。

 

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目次

 

コナン映画の系譜

名探偵コナンは今さら説明する必要ないですね。1994年からサンデーで連載がスタートし、1996年から日本テレビ系列、読売テレビ制作でテレビ放送がスタート。今やポケモン、ドラえもんと並ぶ大ヒット人気アニメになりました。物語もわかりやすく、黒の組織に小っちゃくされた、高校生探偵が毎回、事件に巻き込まれ、その推理力で解決していくというストーリー。

映画版は1997年から公開し、毎年のように興行収入の記録を更新する、お化け映画で、これまで23作品公開されてます。

コナン映画一覧

第1作目『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』【1997年】
第2作目『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』【1998年】
第3作目『名探偵コナン 世紀末の魔術師』【1999年】
第4作目『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』【2000年】
第5作目『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』【2001年】 
第6作目『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』【2002年】
第7作目『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』【2003年】
第8作目『名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)』【2004年】
第9作目『名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)』【2005年】
第10作目『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』【2006年】 
第11作目『名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)』【2007年】
第12作目『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』【2008年】 
第13作目『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』【2009年】
第14作目『名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)』【2010年】
第15作目『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』【2011年】
第16作目『名探偵コナン 11人目のストライカー』【2012年】
第17作目『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』【2013年】
第18作目『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』【2014年】
第19作目『名探偵コナン 業火の向日葵』【2015年】
第20作目『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』【2016年】
第21作目『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』【2017年】
第22作目『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』【2018年】
第23作目『名探偵コナン 紺青(こんじょう)の拳(フィスト)』【2019年】

 

個人的には第4作の瞳の中の暗殺者が大好きです!!

劇場版 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者

 

この作品はよく出来ています。最初の伏線の回収、ストーリー展開、無駄なところが1つもない、極上のミステリーエンターテインメントだと思います。

この作品に関しては、後日、また語ります。

17作目の『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』から興行収入が右肩上がりで、なんと第22作目『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』に関しては興行収入91.8億円のメガヒットを記録しました。ちなみに『シン・ゴジラ』の興行収入は82.5億円なので、いかにすごいかわかりますね。

なぜ、ヒットが続いているのか?その理由は作風の変更にあります。コナンはご存知の通り、ミステリー漫画なので、謎解きをメインにストーリーが展開しています。映画版でも初期はその色が強く。そこがメインでした。

しかし、第17作目『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』の辺りから、作風が少し変わっていきます。それまでミステリー、つまり「犯人誰でしょう」の展開からコナンのアクロバティックアクション映画に変わったのです。毎回、メインはアクションシーン。それにより、取り込む年齢層の幅が広がり。家族層に強い、現代の映画館のシネコン化により、興行収入を伸ばしました。

委員長は個人的には初期の作風が好きなので、その方向の演出をたまには入れてほしいと思っています。

 

劇場版 名探偵コナン 世紀末の魔術師

今回もアクション大作

 今回の作品はどうか。もちろん例年通り、アクションパラダイス作品です。特に作中登場する怪盗キッド、京極真のアクションは凄まじく。劇中、彼らは3回は死んでいると思います(笑)。途中から「劇場間違えたかな」と思ってしまうくらいの大展開。アベンジャーズばりのアクションが盛りだくさん。

 今回の主軸は怪盗キッドです。シンガポールを舞台にコナン、キッド、京極真、そして海賊が大暴れします。内容はこんな感じです(笑)。全く難しくないので誰でも楽しめる作品に仕上がっています。

 公開後、SNSでの悪質なネタバラシがニュースになっていましたが、

www.excite.co.jp

 ミステリー要素は薄いので、正直、犯人知ってても、問題ないと思います。

劇場版名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)

 

シンガポール政府大激怒?

今回の映画ではシンガポールの街並みが忠実に再現されており、そこで大規模な爆破事故、テロ並みの事故が起きます。

シンガポールのマリーナベイサンズやマーライオンが忠実に再現されており、それが木っ端みじんになります。それを聞いたシンガポール政府関係者が映画会社に異議を申し立てているという噂があります。

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まぁでも、コナンのような大きな映画が無許可などのチョンボを起こすとは思えません。恐らく噂なのでしょう。次の映画もやるみたいなので、その時の表現に注目しましょう。

是非、『名探偵コナン 紺青の拳』劇場で見てください。

 

それでは

シュワッチ!

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