週末、暇じゃないですか？ PrimeVideoで映画でも見ませんか？ 委員長のPrimeシネマ アイアムアヒーロー

【CM】映画アイアムアヒーロー　15秒

アイアムアヒーロー

こんにちは！！

週末、暇じゃないですか？土日は外も混んでるし、お金もないし（笑）

そんなあなたにおススメの映画を紹介します！！

このシリーズではAmazonPrimeVideoで視聴できる映画を紹介します！！

エコな休日過ごしましょ！！

今日、紹介するのは「アイアムアヒーロー」

DQNパニック！！！！！

Amazonプライム・ビデオ

目次

概要

作品詳細

「ボーイズ・オン・ザ・ラン」などの花沢健吾の人気コミックを実写化したパニックホラー。突如として広まった原因不明の感染によって大パニックが引き起こされる状況で、決死のサバイバルに挑む者たちの姿を映す。メガホンを取るのは、『GANTZ』シリーズなどの佐藤信介。『青天の霹靂』などの大泉洋、『女子ーズ』などの有村架純、『モテキ』などの長澤まさみら実力派が出演。スリルと恐怖が次々と押し寄せる展開はもちろん、鮮烈なビジュアルも見もの。

シネマトゥデイ （外部リンク）

あらすじ

漫画家アシスタントとしてパッとしない日々を送る、35歳の鈴木英雄（大泉洋）。そんな彼の恋人が、人間を凶暴に変貌させるウイルスに感染して襲い掛かってくる。慌てて趣味の射撃で所持する散弾銃を手に外に飛び出す英雄だが、街はZQNと呼ばれる感染者であふれていた。出会った女子高生・早狩比呂美（有村架純）と逃げるが、彼女は歯のない赤ん坊のZQNにかまれて半分ZQN半分人間という状態に。比呂美を連れてショッピングモールに逃げ込んだ英雄は、そこで藪（長澤まさみ）という勝気な看護師と顔を合わせる。

スタッフ

監督 　　　佐藤信介
脚本 　　　野木亜紀子

キャスト　鈴木英雄 （大泉洋）
　　　　　早狩比呂美 （有村架純）
　　　　　藪（小田つぐみ） （長澤まさみ）
　　　　　伊浦 （吉沢悠）
　　　　　サンゴ （岡田義徳）
　　　　　てっこ（黒川徹子) （片瀬那奈）

邦画映画最高クラスのゾンビ映画

ゾンビ映画といえばアメリカ

ゾンビ映画といえば、アメリカというイメージが強い。ジョージ・A・ロメロによってゾンビ映画はジャンルとして確立されました。彼が作った「感染、不死身、脳が弱点」などの基本設定は今も引き継がれている。大流行したウォーキングデッドもこの伝統の中で生まれたものだ。

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 風穴を開けた　アイアムアヒーロー

日本映画は興行収入が見込めないという理由から、ゾンビ映画には制作費がでなかった。ゾンビ映画はほぼ間違いなく、R指定がつくからだ。事実、アイアムアヒーローもR指定がついている。最近大ヒットした「カメラを止めるな」のように変化球的な使い方しかできなかった。

しかし、アイアムアヒーローは真っ向勝負を仕掛けた。ド派手なカーアクション、大規模な韓国ロケによってハリウッド映画にも負けない緊迫感を演出した。アクションの得意な佐藤信介の力あってだ。日本を代表するゾンビ映画だ。

何より、ゾンビの造形が素晴らしい。さすが寄生獣を担当した藤原カクセイですね。ナメてかかるとチビリますよ。片瀬那奈のゾンビ、半端ないです（笑）

寄生獣

日本的なゾンビ映画

この映画が描くのはまさに日本人のためのゾンビ映画だ。ロメロの定型的な演出も使いつつ、要所に日本人らしさが垣間見える。委員長はそこに感銘を受けました。具体的には２点。

主人公の設定

英雄（大泉洋）は売れない漫画家。彼は自信を喪失し、彼女には見放され、プライドも何もかも粉砕された男だ。彼は現代的受け身男の象徴だ。何も主張することが出来ず、行動もせず、ただただストレスを溜めて生きている。

彼は趣味でクレー射撃をやっている。そのため、散弾銃を持っているのだが、彼はゾンビだらけになっている状況下でも撃つことができない。なぜか。誰も許可してくれないからだ。クレー射撃以外では撃つことができない、と銃を使わない。自分の頭で考えて能動的な行動が取れないのだ。そうゆう人多いですよね。委員長も会社ではそうです（笑）

しかし、そんな彼が徐々に変わっていくのです。そして、自分の意志で、人を守るために立ち上がるのです。こうゆう人間が利他的な行動を取る姿は感動します。しかも、この映画はその変化の過程を忠実に描いている。泣きましたね、ロッカーのシーンは。

大泉洋の長所が存分に活かされています。

威勢だけの日本男児

英雄はショッピングモールに逃げ込みますが、そこは伊浦の縄張りでした。本当の敵は人間。これはロメロの定型演出ですが、そこを日本人風にアレンジしています。たしかに色んな欲望が渦巻いているのですが、どいつもこいつもヘタレなんです（笑）。偉そうにはしているけど、先頭に立たず、アメリカ的な軍人タイプでもない。ただ虚勢を張っているだけのビビり。そんな人いっぱいいませんか（笑）。持ってる武器もエアガンとトンカチなんですね。それがいい。まさに日本人的。平和ボケした日本人ならではの戦い表現ですね。最後に伊浦が取る行動のクソっぷり。必見です。

青天の霹靂

まとめ

ゾンビ映画であると同時に、この映画はヒーロー映画でもあります。ポンコツがヒーローになる瞬間、大きなカタルシスをあなたは体験するでしょう。ヒーローとは正にああゆうことです。ゾンビの造形も凄まじいので全く飽きません。見る人によっては怖いと思うので、是非、昼間に見てください。

それではいい週末を！！！

シュワッチ！！

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