脚本家を目指す君に 初心者のためのシナリオ教室① 第2回 自分と向き合う
第2回 自分と向き合う!
脚本を書きたい・・・・・書けばいい!!
前回に引き続き、脚本家を目指すあなたとを応援します!!
前回の話が見たい方は是非!!
なんで脚本書くのってなんで難しいのかなー
文章力
語彙力
が足りないから?
違います!!!
理由は1つ
恥ずかしいからです!!!
なぜ恥ずかしいのか
脚本を書く、そして発表するという行為はとても恥ずかしい
委員長も最初のシナリオをサークルの部員に送ったときは
ドキドキしました!!!
才能ないから恥ずかしいんだ!
違います!!!
自分の恥部を晒すから恥ずかしいのです
鼻で笑われたくない
全然おもしろくないっと思われたら
立ち直れない!!!
大丈夫!!!
恥ずかしさを克服できれば、問題ない!!!
1本書けば、考え方が変わります!!
このシリーズではシナリオスクールにも通わず、参考書を読むこともなく
90分の舞台をオリジナルで執筆した委員長が
脚本を書きたいあなたへ、ちょっぴりアドバイスします!
今回もちょっと脚本に興味あるかもって人向けです!
まずは細かい技法ではなく、書くか迷ってる方にエールを送ります!
是非、これを見て1回書いてみてほしいです!
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‐目次‐
1 心の中が丸見えになる
2 つまんなくて当然
3 まとめ
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1 心の中が丸見え
自分が出場している試合を友人に見られる
カラオケで歌ってる姿を見られる
こんな「見られる体験」の中でも
脚本を見られるのはトップ級の恥ずかしさだ!!
脚本というのは自分の心を見せる行為だからだ
例えば恋愛を題材にする時
誰を主人公にし、誰と恋愛関係に至るのか、
その途中でどんな経験をし、何を学び、どんな成長をするのか
これらは確実に作家本人の経験、価値観に基づいた展開に必ずなる。
恋愛だからでしょ?
いや、オールジャンルだ!!
SFであっても、
テクノロジーの進化や科学技術について、どう感じ、主人公に何をさせるのか、何が起こり、最終的にはどこににたどり着くのか。それは、やはり、作家の価値観や経験にルーツがある。
何を題材にしても人間もしくは人間的なものが必ず登場する
だから、必然的に作家の頭の中が垣間見えるのだ。
じゃあどうしたら恥ずかしくなくなるか
自分に正直になること!!!!
決して置きに行ってはいけない
今、あなたが思っていること
ずっと思っていることを正直に書くのだ
そうすれば自信がつく!!!
だから恥ずかしくない!
例えば、みんなで夕飯に何を食べるか話し合ってる時、
「カレーライスが食べたい」っていうの恥ずかしいですか?
恥ずかしくないでしょ(笑)だってホントに食べたいから
でも、女の子を意識して、「パスタ食べよ」とか言って
否定された恥ずかしいでしょ?だってホントは食べたくないから(笑)
誰かに好かれようとして、合わせにいって、外すとすごく恥ずかしい
それは外してるからじゃなくて、正直じゃないから
脚本も一緒です!!!!
もしあなたが今「イケメンなんて死ね」っと思っているなら
そうを書いてください
道徳的には問題ない脚本になるはず
なぜなら、あなたは実際には殺してないから(たぶん笑)
そしてきっと、その脚本には上辺ではない
あなたの心の底にあるメッセージが宿るはず
仮につまらないと言われても
正直であれば、嫌じゃない
少なくても恥ずかしくはない
ムカつくかもしれないけど(笑)
ムカつくってことは自信があるということなのだ
2 つまんなくて当然
いやいやムカつきたくもないんですけどーーー
そりゃそうだ(笑)
なら面白いと思われようとするな
これは「置きに行かない」にも通ずる考え方
あなたはシンゴジラと君の名はどっちがおもしろいと思いますか?
ではなぜそっちを選んだんですか?
おもしろいの尺度は好みでしかない
だから、合わない人に見せれば
つまんないと思われて当然だ
自信を持って書いていれば「つまらん」と言われても
恥ずかしくもないし
イラつきもしないはずだ
3 まとめ
今回は「自分と向き合う」という精神論的な話を中心にしていきました。
いやいや、どうやるんだよ
って言われそう(笑)
今回伝えたかったのは書きたいように書けということ!!
勘違いしないでほしいのは書きたいことを書けば売れるとは言ってない(笑)
ただ書きたいことを書かないと
自信がつかないってこと!!
委員長も脚本について「つまらない」と言われたことはあります。
上演後のアンケートにも書かれたことがあります。
でも恥ずかしくもないし、イラつきもしませんでした!
自信があったからです!ホントに考えてたことを書いたからです!
なので、「私が否定されたのではなく、伝え方、技術が甘かったのだろう」と、さらなる勉強に努めるきっかけになりました。
脚本を書くことを
恥ずかしい!!と思っている人は多い。
それはまだまだ媚びようとしているからだ!
まずはあなたの想いを文字に起こしましょう!
自分は何者なのかを考えましょう!
次回は「細かい技術は書いたあとに学べ」を考察します。
まずは書いてみることが大事なのです。
その理由を説明します!!