テレビはオワコンなのか? テレビを救え!委員長のウルトラTV① Eテレ「人間ってナンだ?超AI入門」シーズン2第6回 お金を使う
委員長のウルトラTV① Eテレ「人間ってナンだ?超AI入門」シーズン2第6回 お金を使う
テレビは本当にオワコンなのだろうか?
委員長自身はテレビという媒体は
以前のような勢いを取り戻すのは厳しいと思っている
じゃあつまらないのか・・・・・
そんなことはない!!!!
面白い番組もある!!
このシリーズでは委員長が独断で選んだ
面白い番組を紹介します!!!
目次
番組概要
Eテレ「人間ってナンだ?超AI入門」
毎週木曜日 22時〜22時45分
人工知能=AIが社会を変える。その時人間は?
出演者
チュートリアル徳井 義実
東京大学大学院 特任准教授松尾 豊
現実はあなたがかつて見たSF映画の世界を超えているかも
AIを知れば知るほどあなたはこうつぶやきたくなることでしょう”人間ってナンだ”
っというAIのナレーションから番組はスタートする
ぞっとしますね(笑)
この番組はタイトルの通り、凄まじい成長を続けているAIを取り上げた番組です。
しかし、ただAIが何ができるのかを紹介するのではなく
AIが人間を抹殺するのか・・・・
ではなく
「AIに人間と同じことができるか」というものです
もっと言えば「AIに人間以上のことができるのか」というもの
人間以上とは、そもそも何なのか?
それを考える番組です
AIが人間を超えるとは、どうゆうことなのでしょう
今回は「お金を使う」です!
お金をAIが使えるようになれば、もうほぼAIの支配下ですね(笑)
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買い手のAI
買い物は賭けである
テレビを買ったあと、たまたま電気屋さんに行って
こっちの方が安かった
って経験ありませんか?
そうゆう思い、AIに任せれば、なくなるという
番組冒頭ではワインソムリエAIが登場し、個々人の好みに合わせた、ワインを選択してくれる。
この技術をファッションなどで応用すると、
お店でショップ店員に乗せられて買ってしまう、なんてことはなくなる
イギリスのある会社では
投資を手助けしてくれるAIアプリを開発しているとのこと
口座情報をAIに管理させ、無駄なく合理的に買い物をする
安くていい物をAIは見極める
市場情報は売り手側の方が多く持っているのは当たり前だが
買い手にも同じくらいの情報を提供することになる
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売り手側のAI
買い手だけが得をしてしまうと企業は潰れてしまう
売り手側の補助をするAIもある
タクシーの配送アプリでは同じ距離でもタイミングによって値段が変わる
タクシーの待機台数、乗車希望客の数
それを瞬時に見極め、需要に合わせて料金をコントロールするというもの
簡単に言えば、需要を下げることなく
売上を最大化する手助けをAIが行うというもの
人間の消費動向をビッグデータから解析し適正価格を割り出す
ダイナミックプライシング
物の値段はコロコロ変わらない。
昨日買った300円のキュウリが今は500円になることなどあるだろうか
理屈で言うと、有りだ
需要供給曲線のというものがあります。
2つの曲線がちょうど交わるところ、それが適正価格です
しかし、それは本来は安定しません
例えば急な雨が来たときは傘の需要が高まる
この適正価格を瞬時に
ビッグデータからAIがはじき出す
そうすることで企業に対して適正な値段で販売させることができる
それがダイナミックプライシング
AIが絡んでいるかどうかはわからないが、
こちらは実際に使われている。
例えば年末年始、お盆になると航空機の値段があがる
それは需要の高まりを企業はわかっているからだ
もっとわかりやすいのはオークション
その物を欲しい人はお金を賭け、いらない人は出さない
日用品を買う時にこんなことをしていたら時間が掛かるが
AIなら瞬時に行ってくれる
倫理の問題
番組ではダイナミックプライシングによる倫理の問題が取り上げられた。
例えば、災害時に食料の需要は当然高まる
その際に値段が上がるっという可能性がある。それは正しいのかってこと。
同じ物を買う時に値段が上がっていると消費者としては少し不快感はある
売り手側の搾取感は否めない
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改善される分野
もちろん良い面もある
地方では観光客の増加がある地域でも罪悪感から値段が上げづらい
AIなら合理的な金額を感情抜きで算出してくれる
地方創生に繋がる可能性がある
他には、チケットの転売
コンサートなどのチケットがネット上で高額で取引され、
開催元に利益が入らなかったり、最悪の場合は完売しているのに席に空席が出たりする
AIを使えばホントに見たいと思っている人が適正な金額で購入することができる。
デフレ脱却のカギ
これは委員長の勝手な意見です(笑)
この国を苦しめるデフレを防げるかもしれない
安くとにかく安くその発想が己を貧乏にしている
消費者は安さにこだわる、それは自分が売り手に回っても、そうなのだ
低コストにこだわれば、こだわるほど、給料は上がらない
人件費をカットせざる負えない、だから給料は上がらない
極めつけは牛丼などに代表されるFCチェーン
需要は高まっているのに料金は上げられない。
「安い」ことが企業の特徴だから
需要が高いから店舗も増やし、生産性を上げる。
でも価格は上がらないから人件費はカット・・・・非正規雇用の台頭だ
おでん吐き出し・・・セブン-イレブンでまた不適切動画(19/02/14)
こんなことが起きる、一因はデフレにあると委員長は考えます
しかし、価格を上げる時は社会の経済傾向をしっかり見極める必要がある
もしライバルが
こんなことしたら、顧客が減り、赤字になってしまう。
AIなら合理的、かつ正確に何より均等に値上げすることができるはずだ
誰かがいらない細工をしなければ(笑)
まとめ
売り手側、買い手側のAIがバランスを取れるかが重要
番組では買い手側の買い物の楽しみが無くなるという意見もあったが、
それは既に無くなっていると委員長は感じる
楽天やAmazonの登場で店頭で品を選ぶ時間は減っているし
価格.COMなどの登場で人と人とのコミュニケーションから
品を選ぶ頻度もかなり少なくなっている
AIによって仕事がなくなる人がいるかもしれないが
一方でAIによって今まで損をしていた人が
「会長には個人資産が1000億円ある」と言って出資を募る・・投資詐欺
損をしなくなることもまた事実だ。
AI、人工知能は2045年にシンギュラリティ(技術的特異点)を向かえ人間を超える。
どう共存していくか、考えていく必要がある。
人間には何ができる?人間にしかできないことって?
その時、こう思うだろう・・・人間ってナンだ
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次回2月21日(木)22時~ 第7回 「恋愛する」 です!
これは楽しみですねー
それでは!シュワッチ!!!